「うちの子、集中力がなくて困っている」「何か習い事をさせたいけど、続くかな...」そんなお悩みを持つ親御さんは少なくありません。実は、アート系の習い事には、子どもの集中力を高める効果があるのです。
子どもの集中力が続かない理由
まず知っておきたいのは、子どもの集中力には限界があるということ。年齢によって異なりますが、一般的には「年齢+1分」程度が集中できる時間の目安と言われています。
つまり、5歳の子どもなら約6分、10歳でも約11分。大人のように長時間集中することは、発達段階的に難しいのです。
しかし、「好きなこと」「楽しいこと」に対しては、この法則は当てはまりません。ゲームやアニメに何時間も集中できるのは、そこに「楽しさ」があるからです。
アート系の習い事が集中力を高める理由
アート系の習い事には、子どもの集中力を高める要素がたくさんあります。
1. 正解がないから安心できる
算数や英語には「正解」があります。正解を求められるプレッシャーは、子どもにとってストレスになることも。
一方、アートには正解がありません。自分の表現がそのまま「作品」になります。この「失敗がない」という安心感が、子どもを夢中にさせるのです。
2. 五感を使う体験
絵を描く、粘土をこねる、色を選ぶ...アート活動は五感をフルに使います。この感覚的な体験は、子どもの脳を活性化させ、自然と集中力を引き出します。
3. 達成感が目に見える
アート活動では、完成した作品が目に見える形で残ります。「自分で作った」という達成感を、いつでも確認できる。この成功体験の積み重ねが、さらなる集中力につながります。
4. 自分のペースで進められる
団体競技や進度が決まった習い事と違い、アートは自分のペースで進められます。「急かされない」環境が、子どもの集中を深めます。
サンドアートが特におすすめの理由
アート系の習い事の中でも、サンドアートには特別な魅力があります。
砂の感触が心を落ち着かせる
さらさらとした砂の感触は、触っているだけで心が落ち着きます。この触覚刺激が、子どもをリラックスさせ、集中しやすい状態を作り出します。
繰り返しの動作が集中を深める
サンドアートは「砂をすくって瓶に入れる」という動作の繰り返し。この反復動作が、瞑想のような効果をもたらし、自然と集中力が高まります。
カラフルな色が興味を引く
20色以上のカラーサンドから好きな色を選ぶ楽しさ。「次は何色にしよう」と考えることで、自然と作業に没頭していきます。
短時間で完成する
サンドアートは30分〜1時間で完成します。子どもの集中力が続く時間内で、達成感を得ることができるのです。
集中力を高める習い事の選び方
子どもの集中力を高める習い事を選ぶときのポイントをまとめました。
子どもの「好き」を優先する
親が「これがいい」と思っても、子どもが興味を持たなければ続きません。まずは子どもの「好き」「やってみたい」を大切にしましょう。
体験してから決める
多くの習い事には体験レッスンがあります。実際に体験してみて、子どもの反応を見てから決めることをおすすめします。
無理強いしない
「せっかく始めたんだから続けなさい」と無理強いすると、逆効果になることも。合わないと感じたら、別の選択肢を探す柔軟さも大切です。
成果を求めすぎない
習い事の目的は、必ずしも「上達」だけではありません。「楽しい」「集中できた」という体験そのものに価値があります。
ワークショップでの子どもたちの変化
nicolonのワークショップに参加した子どもたちの様子をご紹介します。
「じっとしていられない」と言われていたAくん(6歳)
お母さんは「うちの子はじっとしていられないから、すぐ飽きると思う」と心配されていました。
でも、いざサンドアートを始めると、Aくんは45分間も集中して作品を作り上げました。「こんなに集中するの、見たことない!」とお母さんも驚いていました。
恥ずかしがり屋のBちゃん(8歳)
最初は「できるかな...」と不安そうだったBちゃん。でも、砂を触り始めると表情が変わり、どんどん積極的に。完成した作品を見て「すごい!私が作ったの!」と満面の笑みでした。
兄弟で参加したCくん(5歳)とDくん(7歳)
普段は喧嘩ばかりの兄弟も、サンドアートの時間は静かに集中。それぞれ全く違う作品ができあがり、お互いの作品を褒め合っていました。
おうちでできる集中力アップ法
習い事以外にも、日常生活で集中力を高める方法があります。
- 一つのことに集中させる:テレビを見ながら食事、など「ながら」を減らす
- 時間を区切る:「5分だけがんばろう」など、短い目標を設定
- 環境を整える:気が散るものを視界から外す
- 褒める:「集中できたね」と、過程を認める
- 十分な睡眠:集中力の土台は、質の良い睡眠
まとめ
子どもの集中力は、「楽しい」「好き」という気持ちから育まれます。アート系の習い事は、正解がなく、五感を使い、達成感を得られるため、自然と集中力を高める効果があります。
中でもサンドアートは、砂の心地よい感触と繰り返しの動作、カラフルな色の魅力で、子どもを夢中にさせます。「集中力がない」と感じているお子さんこそ、ぜひ一度体験してみてください。きっと、お子さんの新しい一面を発見できるはずです。
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「うちの子でも集中できるかな?」と不安な方も、まずは体験から。おうちで気軽に参加できるオンライン体験レッスンをご用意しています。
原野 玲未REMI HARANO
サンドアート講師 / Webエンジニア / 5児の母
福岡県在住。日本サンドアート協会認定講師として年間100件以上のワークショップを開催。5人の子育てをしながら、サンドアートの魅力を伝えています。