「マルシェやクラフトマーケットに出店してみたい」「ハンドメイド販売やワークショップで副業を始めたい」——そんな夢を持つ方に、サンドアートでのマルシェ出店という選択肢をご紹介します。私自身も5児の母として子育てをしながら、マルシェやイベントに出店して活動しています。
なぜサンドアートがマルシェ出店におすすめなのか
マルシェやクラフトマーケットには様々なジャンルの出店者がいますが、サンドアートには他にはない魅力があります。
1. 目を引くカラフルな見た目
色とりどりの砂が並ぶブースは、通りがかりのお客様の目を引きます。「わあ、きれい!」「何これ?」と足を止めてくださる方がとても多いです。
2. 体験型ワークショップが人気
完成品の販売だけでなく、その場で作れるワークショップを開催できるのが大きな強み。お客様自身が作る体験は満足度が高く、「楽しかった!」「また参加したい!」というリピーターにもつながります。
3. 少ない道具ですぐに始められる
高価な機材や設備が不要で、カラーサンドと容器があればすぐに始められます。シンプルな道具でスタートできるので、気軽にチャレンジしやすいのもポイントです。
4. 材料が長持ちでムダなく使える
ワークショップ形式なら、お客様が来てから作品を作るため材料をムダなく使えます。カラーサンドは長期保存ができるので、自分のペースで活動を続けられます。
5. 子連れでも活動しやすい
座って作業できるワークショップは、子どもを見ながらでも対応しやすいのが魅力。私も子連れで出店することがありますが、お客様も温かく見守ってくださいます。
マルシェ出店を始めるまでのステップ
出店準備の流れ
- サンドアートを学ぶまずは基礎を習得して作品が作れるようになる
- イベントを探す地域のマルシェ・クラフトマーケット情報を収集
- 出店準備材料・道具・什器を揃え、価格設定を決める
- 出店申し込みイベント主催者に申し込む
- 実際に出店ブースを設営してお客様をお迎え
STEP1: サンドアートの技術を習得する
マルシェに出店するためには、まず自分自身がサンドアートを作れるようになることが必要です。
独学で始めることもできますが、お客様にワークショップで教える立場になるなら、きちんと講座で学ぶことをおすすめします。正しい技術やコツを知っていると、初めてのお客様にもわかりやすく教えられます。
nicolonで学べるコース
- にじいろレッスン:まずはサンドアートを体験してみたい方に
- セラピストコース:1日で資格取得、ワークショップ開催ができるようになる
- アーティストコース:本格的に技術を磨き、販売やレッスンを仕事にしたい方に
出店を目指すなら、セラピストコースがおすすめ。1日で資格が取得でき、修了後すぐにワークショップを開催できるようになります。
STEP2: 出店するイベントを探す
サンドアートを習得したら、次は出店できるイベントを探します。
イベントの探し方
- SNS検索:Instagram・Xで「#マルシェ」「#クラフトマーケット」「#〇〇市イベント」などで検索
- 地域の情報誌・フリーペーパー:地元のイベント情報がまとまっています
- 商業施設のイベント情報:ショッピングモールやホームセンターでイベントを開催していることも
- 公民館・コミュニティセンター:地域のお祭りや文化祭の情報が集まります
- 出店者仲間からの紹介:イベントに出店すると情報交換できる仲間が増えます
初心者におすすめのイベント
- 小規模なマルシェ:出店料が安く、アットホームな雰囲気
- 地域のお祭り・バザー:地元の方が多く来場、リピーターになりやすい
- 親子向けイベント:サンドアートはファミリー層に人気
STEP3: 出店準備をする
必要な材料・道具
- カラーサンド10〜15色程度あると選ぶ楽しさが増します
- 容器ガラス瓶・プラスチック容器など複数種類
- スプーン・ヘラ砂を入れるための道具
- トレー・受け皿作業スペースを汚さないため
- 見本作品「こんな作品が作れます」という展示用
ブース設営に必要なもの
- テーブル・椅子:会場で借りられる場合も
- テーブルクロス:雰囲気づくりに大切
- 看板・POP:メニューや価格表
- 釣り銭:小銭を多めに準備
- 決済手段:PayPay・クレジット対応があると便利
価格設定の目安
マルシェでのワークショップ価格は、内容や所要時間によって異なりますが、サンドアート体験1,500円〜を目安にしている方が多いです。
材料費・出店料・交通費などを考慮して、きちんと利益が出る価格設定にすることが大切です。
STEP4: 実際に出店する
出店当日の流れ
- 会場入り:開場1〜2時間前に到着
- ブース設営:テーブル・商品を並べる
- お客様対応:笑顔でお声がけ、ワークショップ開催
- 撤収:終了後、片付けて退場
お客様への声かけのコツ
「サンドアートって何?」と興味を持ってくださった方には、実際に見本を見せながら説明すると伝わりやすいです。
「カラフルな砂を重ねて模様を作るんですよ。初めての方でも15分くらいで作れます。よかったら見ていってください!」
押し売りせず、でも興味を持ってくださった方にはしっかり説明するのがポイントです。
マルシェ出店のリアル:収益と課題
収益の目安
1日の出店で得られる収益はイベントの規模や集客によって大きく異なりますが、小規模なマルシェで1〜3万円、大規模なイベントで5〜10万円以上になることもあります。
ただし、出店料(2,000〜10,000円程度)・交通費・材料費などの経費がかかるため、純利益で考えることが大切です。
よくある課題と対策
- 天候に左右される:屋外イベントは雨天中止のリスクあり。室内イベントも並行して探す
- 集客が読めない:SNSで事前告知、リピーター作りが大切
- 体力が必要:準備・撤収・長時間の立ち仕事。無理のないペースで
出店経験者の声
「子育て中でも自分のペースで活動できるのがいいです。月に1〜2回の出店で、良いお小遣いになっています。」
——30代・2児のママ
「最初は緊張しましたが、お客様の『楽しかった!』『きれい!』という声を聞くとやりがいを感じます。今では出店が趣味のようになっています。」
——40代・会社員(副業)
「マルシェ仲間ができて、情報交換したり励まし合ったり。出店を通じて人の輪が広がりました。」
——50代・主婦
nicolonのセラピストコースで出店準備
「マルシェに出店してみたいけど、何から始めればいいかわからない」という方には、nicolonのセラピストコースがおすすめです。
セラピストコースで学べること
- サンドアートの基礎技術
- ワークショップの開催方法
- お客様への教え方・声かけのコツ
- 材料の仕入れ先・準備の仕方
1日で資格取得でき、修了後はすぐにワークショップを開催できるようになります。出店に向けた相談もお気軽にどうぞ。
まとめ
マルシェやクラフトマーケットへの出店は、好きなことを仕事にしたい方にとって第一歩になる活動です。
- サンドアートは目を引く:カラフルな見た目で集客しやすい
- 体験型ワークショップが強み:満足度が高くリピーターにつながる
- 少ない道具で始められる:シンプルな準備でスタートできる
- 子育て中でも活動しやすい:自分のペースで続けられる
「いつかやってみたい」を「やってみよう」に。サンドアートで新しい一歩を踏み出してみませんか?
まずはサンドアートを学んでみませんか?
出店を目指す方にはセラピストコースがおすすめです
原野 玲未REMI HARANO
日本サンドアート協会 認定講師
福岡県在住、5児の母。マルシェ・イベント出店から企業様向けワークショップまで幅広く活動中。子育てしながらサンドアートを仕事にした経験をもとに、出店を目指す方のサポートもしています。