「子どもが幼稚園に入ったら」「下の子が小学生になったら」——そろそろ働きたいと思い始めたママへ。でも、子どもの行事は休みたい。急な発熱にも対応したい。できれば扶養内で。そんな条件を満たす仕事、なかなか見つからないですよね。この記事では、5児の母である私が実際に両立している「サンドアート講師」という働き方をご紹介します。
ママが仕事を始めるときの「壁」
子育て中のママが働こうと思ったとき、ぶつかる壁がたくさんあります。
- 子どもの急な発熱で休まなければならない
- 保育園・幼稚園のお迎え時間が決まっている
- 学校行事、参観日、PTAの予定がある
- 長期休暇中は子どもの預け先がない
- 扶養から外れると損になる収入ライン
パートを探しても「週3〜4日、1日5時間」のシフト固定。子どもの行事で休みたいと言えば、嫌な顔をされる。面接で「お子さんが熱を出したら?」と聞かれて答えに詰まる——。
そんな経験、ありませんか?
私も5人の子どもを育てながら、「働きたい」と思っては諦める、を繰り返していました。普通の働き方は、私には無理だと思っていたんです。
サンドアート講師という選択肢
そんな私が出会ったのが、サンドアート講師という働き方でした。
サンドアートとは、カラフルな砂を瓶に重ねて、オリジナルの作品を作るハンドメイドです。子どもから大人まで、誰でも簡単に楽しめるのが特徴。ワークショップでは、参加者に砂の入れ方を教えながら、一緒に作品づくりを楽しみます。サンドアートの魅力についてはこちらで詳しく紹介しています。
サンドアート講師の働き方が子育てママに向いている理由
- 自分でスケジュールを決められる
いつ働くかは自分次第。子どもの行事がある日は仕事を入れなければいい - 月1回からでもOK
週末のマルシェだけ、月1回のイベントだけ、など少しずつ始められる - 在宅でも収入を得られる
オーダーメイド作品の制作なら、家で子どもを見ながらでもできる - 急な予定変更に対応しやすい
雇われではないので、子どもの体調不良にも柔軟に対応できる - 扶養内でコントロールしやすい
仕事量を自分で調整できるから、扶養内に収めたいときも安心
5児の母、私の働き方
私には5人の子どもがいます。上は社会人・大学生、小学生に保育園児も。毎日がバタバタで、正直「自分の時間」なんてほとんどありません。
でも、サンドアート講師の仕事は続けられています。なぜなら、子育てを優先しながら働けるからです。
私の1週間(例)
- 月〜金:基本は子どもたち優先。学校行事があれば参加。空いた時間にオーダー作品を制作
- 土曜日:月2〜3回、マルシェやイベントでワークショップを開催
- 日曜日:家族との時間。たまに大型イベントに出店
子どもの運動会?もちろん休みます。授業参観?行きます。夏休み?イベント出店を減らして、家族旅行に行きます。
「仕事があるから行けない」と我慢することが、ほとんどなくなりました。
扶養内でも、しっかり収入に
「扶養内で働きたい」というママは多いですよね。私もそうでした。
サンドアート講師の収入は、働き方によって大きく変わります。
収入の例
- マルシェ出店(1回):売上1〜3万円程度(材料費を引いた利益は60〜70%)
- 企業イベント出張(1回):講師料3〜5万円
- オーダーメイド作品:1個3,000〜10,000円
月に2〜3回活動すれば、扶養内(年103万円以内)でもしっかり収入になります。もちろん、もっと活動したい人は本業として月20万円以上稼ぐことも可能です。
大切なのは、自分で仕事量をコントロールできること。「今月は忙しいから控えめに」「来月はがんばる」など、家庭の状況に合わせて調整できるのが、この働き方の魅力です。
「私には無理かも」と思っているあなたへ
ここまで読んで、こんな不安を感じていませんか?
- 「人前で教えるなんて、自信がない」
- 「不器用だから、ハンドメイドは苦手」
- 「センスがないし……」
- 「集客とか、できる気がしない」
大丈夫です。私も最初は同じでした。
でも、サンドアートには「失敗」がありません。どんな色を選んでも、どんな入れ方をしても、それがその人だけのオリジナル作品になる。だから教える側も「こうしなさい」と言う必要がないんです。
「すごい!」「きれいだね!」「素敵!」——参加者の作品を褒めるだけでいい。それが、サンドアート講師の仕事です。
集客についても、最初はマルシェに出店するところから始めれば大丈夫。お客さんはマルシェに来てくれるので、ゼロから集客する必要はありません。
始め方は意外と簡単
サンドアート講師になるには、特別な学歴も資格も必要ありません。
nicolonのセラピストコースなら、たった1日・4時間の講座で、ワークショップ講師としてデビューできます。
セラピストコースで学べること
- サンドアートの基本技法
- ワークショップの進め方
- 材料の仕入れ方法
- 価格設定の考え方
- イベント出店のノウハウ
受講後は、LINEでいつでも相談OK。「このイベントに出店してみたいんですが」「価格設定で悩んでいて」など、先輩講師としてサポートします。
オンライン受講もできるので、小さなお子さんがいて外出が難しいママでも大丈夫です。
まとめ
子育てしながら働くって、本当に大変です。でも、「自分に合った働き方」を選べば、仕事と家庭は両立できます。
- 自分のペースで働ける
- 子どもの行事を優先できる
- 扶養内でもしっかり収入に
- 在宅でもできる
- 「ありがとう」と言われる仕事
サンドアート講師という選択肢が、あなたの「働きたい」を叶えるきっかけになれば嬉しいです。
まずは、どんな働き方ができるのか、気軽にご相談ください。5児の母だからこそ分かる、子育てママならではの悩みにも寄り添います。
子育てしながら働きたいママへ
セラピストコースは1日4時間でワークショップ講師デビュー。オンライン受講もOKです。
原野 玲未REMI HARANO
日本サンドアート協会 認定講師
福岡県在住、5児の母。企業イベントから福祉施設、マルシェ出店まで、全国各地で出張ワークショップを開催しています。
5年間で10,000名以上の方にサンドアート体験をお届けしてきました。